新曲を弾き語りました!オリジナル曲「水平線」

【弾き語りオリジナル】水平線 / isao

歌詞

水平線のように長く 果てしないものに包まれる
君の隣にいる時に 同じようなことを感じる

ねえ 僕はきっと大人になった
孤独感をちゃんと隠せてるかな
外れた部品の場所がわからない
崩れたジグソーパズル お手本の絵を見ながら
時々手直しして あげればいい

ねえ 君は僕の隣にいて
僕を支えてくれてるんだ
僕は頑張れる ずっと ずっと
君が安心をくれるから

水平線の向こう側に まだ遠い未来を見ていた
わかりやすいきっかけで 大人になれると思っていた

ねえ 僕はきっと大人になった
君のことをちょっとは守れてるかな
なんだか昔の自分が他人みたい
薄れていく思い出を 忘れないように
時々そうやって たぐり寄せて

ねえ 君は僕と一緒にいて
だいたいどのくらい幸せ
僕は幸せさ ずっと ずっと
君が安心をくれるから

ライナーノート

イントロのギターフレーズが先に出来ていました。「このギターフレーズにどんなメロディを乗せようかなあ」と考える所から、この曲の制作は始まりました。メロディから歌詞を作る時も、逆に歌詞からメロディを作る時もそうですが、先に出来ている方を繰り返し繰り返し眺めていると、だんだんと歌詞が出てきたりメロディが出てきたりします。このギターフレーズからは「水平線」という言葉が出てきました。僕の中でピンと来たので、「これは間違いなく水平線という曲だ」と思いながら作っていました。

歌詞については、最初は1番と2番が逆でした。これははじめてのことかもしれない。最初は2番だった歌詞の「孤独感をちゃんと隠せてるかな」を最初に聴かせたくて逆にすることにしました。僕は歌詞とコードをA4の紙に印刷します。1番は1枚目、2番は2枚目。構成がシンプルなので、逆にする作業は、言葉通りその紙を入れ替えるだけで済みました(笑)。

みなさんの「大人になったな……」と感じた時はいつでしょうか。大人という言葉の定義はとても難しくて、下手に使うと喧嘩になります(笑)。「まっとうな人間」という意味の大人、「ちゃんとしなきゃいけない時期にある人間」という意味の大人。人格として使う場合と時期として使う場合の違い。自分の歌詞を今改めて見てみると、さっそくこの2つが混在している(笑)。

たとえば水平線を見ていて、その水平線の場所まで辿りついたとしても、そこからまた新しい水平線が見えるはず。思い描いていた大人の姿に辿りつけたとしても、そこからまた新しい大人の姿が見えるはず。僕はずっと子どもなんだと思った。水平線をずっと眺めながら歩き続けている子ども。

作詞中に「君」という言葉が出てきて、ラブソング風に最初はなっていました。でもだんだんと、そんな子ども・・・の僕を支えてくれている周りの人たちへの感謝の気持ちを表したくなって、歌詞が変わっていきました。

コメント

  1. Akari より:

    オリジナル曲が作れる人って凄いな、と思います。 作ってみたい!と、思い始めてから 4年も経ってます(頭抱える)何度も途中で投げ出してきたんです。
    年だけとって20になり、このままではいつまでも何も出来ない自分のままだと気づいたので 色々方法を探っていますが,,,

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