歌詞
喧嘩は絶えない 性格改めない
趣味だって合わない 興味すら持たない
だけどいつだってふたりでずっといた
こんなに安心できる場所は他にない
吐く息ふるえた瞬間 憶えてる
君と歩いた夏の帰り道
思い出の数を数え合って
ふたりで長生きしてる気がしたんだ
呼び名はお互い4回ほど変えた
言葉数だんだん減って来てさ
自動運転のふたりの日々も
他愛ない話 急に言葉飛び交う
間10cmの熱を憶えてる
君を見つめた夜の桟橋
焼きついたフィルムのようだね
ふたりでやってみようあの日と同じことを
吐く息ふるえた瞬間 憶えてる
君と歩いた夏の帰り道
思い出の数を数え合って
ふたりで長生きしてる気がしたんだ
ふたりでやってみようあの日と同じことを
ライナーノート
僕は夫婦の曲を書くのが好きなようです。いや、この曲の「ふたり」は必ずしも夫婦ではないんですが、夫婦のような関係の、付き合いの長いカップルがイメージです。初々しい恋の感じも好きですが、それを思い出したり、たまに恋ごっこをしてみる付き合いの長いカップルに萌えます。どんなカップルも付き合いたての時に仲が悪いってことは多分ないと思うので、こういう瞬間はいつか来るんじゃないかなと思います。
間抜けとドラマティック
この曲はギターのイントロからして、なんかちょっと間の抜けたような感じがしていて、どんな歌詞をつけるか迷いました。仮タイトルは「タケコプター」だったし。笑 そんなこんなで、しばらくこの曲の作詞は放置していました。
よーし、歌できたー(´-`)*
仮タイトル「タケコプター」だった曲が「フィルム」という曲になりました。 pic.twitter.com/aZcXSL5zsX
— isao (@isao_kokoro) May 8, 2017
改めて作詞に取りかかった時、曲のメロディを確認していたら、サビのメロディが「オレは間抜けではないぞ!」と言っている気がして、「あ、はい、ちゃんと作ります」と構成を再度練り始めることにしました。Aメロとサビの「間抜けとドラマティック」のコントラストがうまく出てるといいなと思います。
フィルムというタイトル
歌詞の中に「思い出の数を数え合って ふたりで長生きしてる気がしたんだ」という箇所があります。この部分は、元は少し違うんだけど、カメラの広告のキャッチコーピーとかに良いなと思って取っておいた文句です。元は「思い出の数が多いほど、人は長生きできる オリンパス」、みたいな。笑 それでカメラ繋がりでフィルムという言葉が出てきました。歌詞の中にもフィルムが入りましたね。
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