2週連続新曲UP「歩幅」

歌詞

圧倒された出来事の後には
決まって自分が小さく見えるよ
黙って見るのが精一杯だった
あれはまるで虫歯をかみしめるような気持ち

また不安が 溢れてきて くしゃくしゃな夜
それでも言い聞かせてる 頭の中には 闘う言葉が浮かぶ

いつでも 自分の一歩を 進めれば それで百点だよ
自分の歩幅以上に足を延ばすことはできないから

認められない薄っぺらなものには
目をつぶって廃れるのを望むよ
それでも時々自分にないものを
見せつけられる 嘲笑われるかのような気持ち

劣等感が ここぞとばかり 僕を打ちのめす
飲み込んでしまわないように 無力感を吐いて 必死に自分を探す

いつでも 自分の一歩を 進めれば それで百点だよ
自分の歩幅以上に足を延ばすことはできないから

希望は 遠過ぎれば絶望に変わる
見えないものまで見ようとしないで
だっていつもそうやって足元の幸せを見落とすんだ

いつでも 自分の一歩を 進めれば それで百点だよ
自分の歩幅以上に足を延ばすことはできないから
自分の歩幅でいい それを二度と忘れないでよ

ライナーノート

「あの人と比べると、自分はなんてダメなんだろう」って思うことって多々あります。そういう瞬間に何度も遭遇して、その度に自分を保つために頭の中で自分を励ます言葉を探してきました。「自分のペースで」とか「自分は自分」とか、そういう精神論の言葉にも何度か助けられたけれど、何度も何度も凭れてるうちに言葉が脆くなって、軋んで、もう僕を支えてはくれなくなりました。もっと身近な言葉、いつも感覚として知っている言葉を探していたら、「歩幅」という言葉に出会いました。

「自分の歩幅以上に足を延ばすことはできない」。この当たり前のことが、僕の心とも繋がって、「もう人と比べるのはよそう」と思えるようになってきました。自分の歩幅で、歩みを止めなければ、それで百点なんだと思えました。そんな気持ちを歌にしました。同じように悩む人にとって、少しでも救いになってくれたら嬉しいです。

コメント

  1. 25才の手紙より より:

    ,さ和やかな、流れ、慈母心かな、時には

  2. Kokoro より:

    一難去ってまた一難とは良く言ったもので、やっと笑って過ごせると思ったのも束の間、不安の波に押し流されそうになっています汗
    気がつくとため息・・・情けない自分を奮い立たせても自分がいかに弱いか思い知るばかりでした✩
    この曲を聴くと、見落とした幸せが温かさを取り戻すようで、すごく救われる想いがします✩
    本当にありがとうございます♪♪

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