新曲「フィルム」弾き語りで公開しました!

【弾き語りオリジナル】フィルム / isao

歌詞

喧嘩は絶えない 性格改めない
趣味だって合わない 興味すら持たない
だけどいつだってふたりでずっといた
こんなに安心できる場所は他にない

吐く息ふるえた瞬間 憶えてる
君と歩いた夏の帰り道
思い出の数を数え合って
ふたりで長生きしてる気がしたんだ

呼び名はお互い4回ほど変えた
言葉数だんだん減って来てさ
自動運転のふたりの日々も
他愛ない話 急に言葉飛び交う

間10cmの熱を憶えてる
君を見つめた夜の桟橋
焼きついたフィルムのようだね
ふたりでやってみようあの日と同じことを

吐く息ふるえた瞬間 憶えてる
君と歩いた夏の帰り道
思い出の数を数え合って
ふたりで長生きしてる気がしたんだ
ふたりでやってみようあの日と同じことを

 

ライナーノート

僕は夫婦の曲を書くのが好きなようです。いや、この曲の「ふたり」は必ずしも夫婦ではないんですが、夫婦のような関係の、付き合いの長いカップルがイメージです。初々しい恋の感じも好きですが、それを思い出したり、たまに恋ごっこをしてみる付き合いの長いカップルに萌えます。どんなカップルも付き合いたての時に仲が悪いってことは多分ないと思うので、こういう瞬間はいつか来るんじゃないかなと思います。

間抜けとドラマティック

この曲はギターのイントロからして、なんかちょっと間の抜けたような感じがしていて、どんな歌詞をつけるか迷いました。仮タイトルは「タケコプター」だったし。笑 そんなこんなで、しばらくこの曲の作詞は放置していました。

改めて作詞に取りかかった時、曲のメロディを確認していたら、サビのメロディが「オレは間抜けではないぞ!」と言っている気がして、「あ、はい、ちゃんと作ります」と構成を再度練り始めることにしました。Aメロとサビの「間抜けとドラマティック」のコントラストがうまく出てるといいなと思います。

フィルムというタイトル

歌詞の中に「思い出の数を数え合って ふたりで長生きしてる気がしたんだ」という箇所があります。この部分は、元は少し違うんだけど、カメラの広告のキャッチコーピーとかに良いなと思って取っておいた文句です。元は「思い出の数が多いほど、人は長生きできる オリンパス」、みたいな。笑 それでカメラ繋がりでフィルムという言葉が出てきました。歌詞の中にもフィルムが入りましたね。

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