きみのうた歌詞ページ

東京タワー

君と見れずじまいの東京タワー
皮肉なことに今では 毎日のように見てる
好きな人はできたの?
元気でいるの?
君はいつも何を見てるの?

笑って話した 「きっと綺麗」と言った
けど とうとう見れないままのサヨナラ

君と見ておくべきだったかな
綺麗な思い出にしておけばよかったかな
手をつないでおくべきだったかな
夢なんて捨ててしまえばよかったかな
だけど そんなこともう今は思わない
うんん 思っちゃいけない


誰と一緒に見るだろう東京タワー
想像つかない今はまだ 忘れようともしてない
仕事は落ち着いてるの?
頑張っているの?
君はいつも何を思ってるの?

口移しもした 汚れても抱き合った
けど とうとう言ったきりの「サヨナラ」

君と見ておくべきだったかな
分かち合えることすべて 君とすればよかったかな
君の方へ手をのばすべきだったかな
こっちを選んで本当によかったかな
だけど そんなこともう今は思わない
うんん 思っちゃいけない


口移しもした 汚れても抱き合った
夜中まで重なった 僕は君に「綺麗だ」と言った


君と見ておくべきだったかな
綺麗な思い出にしておけばよかったかな
手をつないでおくべきだったかな
夢なんて捨ててしまえばよかったかな
だけど そんなこともう今は思わない
うんん 思っちゃいけない
うんん 思っちゃいけない

ライナーノート

「君と見ておくべきだったかな~」っていう言葉は、単に「別れなければよかったかな」っていう意味じゃなくて、「たとえ別れたとしても、君と見ておけば、とても綺麗な思い出になっただろうに……」っていう気持ちが含まれてます。

過去を「後悔」に決定づけるのはいつも「今の自分」だと思うので、いろんな気持ちが確かにあって、とても悲しかったとしても、いつまでもそこに囚われてちゃいけないなと思います。

横浜に暮らしていた自分がまさか「東京タワー」なんていう曲を作るなんて思ってもいませんでした。人生ってわからないですね。